執念で掴んだ空手道場! 〜須田達史 波乱万丈伝 第6話〜 | 世界一分かりやすい可能性の授業!ピース小堀のオフィシャルブログ

執念で掴んだ空手道場! 〜須田達史 波乱万丈伝 第6話〜

以前までのストーリー
第1話イモリ事件 
第2話お礼参り事件 
第3話いざ!という時輝く男になる! 
第4話運命が変わった日
第5話 まさかの勘違いが・・・
【須田達史の波乱万丈伝〜闘争編その3〜】


高校に入学した須田少年は、空手部に入った。
しかし、空手部はすぐに
彼を失望させた。

練習が寸止めからだったからだ。


彼は、血湧き肉踊る、殴り合いを求めていたが、
練習では寸止めしか許されていなかった。


「殴んなきゃ分からねーんだから、殴り合おうぜ!!」

血気盛んな須田少年にとって、
寸止めの練習は苦痛でしかなかった。


さらに彼を失望させたことがある。

それは、空手部のある練習だった。


長崎日大高校は、校庭を挟んで校舎の向こう側に山がある。

新入部員は、横一列に並んで、その山に向かって

「したっ!!!」

「したっ!!!」

と叫ぶ練習を行う。

〜〜
須田達史後日談
『要するに「ありがとうございました」を
短くして「したっ!」って言ってるだけなんですよ。

しかも、それを2時間も3時間もやらせるんです。

正直、この部活アホじゃなかろうか?って、思いましたよ。(笑)』
〜〜〜

「オレは一体何をやってるんだ!?」

彼は、永遠に続くように思われた、
挨拶練習の前にすっかり失望してしまっていた。


■


しかし、ある日、失望の中で部活に参加していた彼に、
嬉しいニュースが飛び込んできた。


長崎に、極真空手の道場がオープンすることが決まったのだ。

「須田、極真の道場ができるらしいよ。
どんどん入門者が入ってるらしいよ。」

「マジかよ!」

須田少年は心を躍らせた。

通学路で電柱に貼られているポスターを見つけた。

大山倍達の写真と共に、
極真空手長崎支部オープンという文字が書いてある。

「ヤバイ、これいくぞ!!!!」

彼は、見学に行くことを決めた。


■


ある日、道場を見学しに行ってみると、
道場生の生き生きとした姿が目に入った。

「うわー極真だ!!
オレが通信教育でやっていたやつをやってる!!
あれだー!!あの立ち方知ってるぞ!!!」

憧れの眼差しで稽古を見学した後、
家に帰って母親に入門のことについて相談した。

須田少年
「オレ、道場に入門したいんだけど」

母親
「あんた長崎日大の空手部に入っとるやろうが」

須田少年
「そこはやめるけん」

母親
「ダメ!学校の部活はやめたらいかんばい」

なんと、母親に大反対をされてしまった。


母親には逆らえない。


彼は仕方なく、部活で例の挨拶練習を繰り返していた。


しかし、いくら母親から反対されても、
こればかりは諦めることはできない。

部活が終わって家に帰ると、
道場に行きたいという想いが湧き上がってくるのだ。

そして、その想いが湧き上がるたびに、
部活の休みの日に道場へ見学に行っていた。

なんとその数は、30回をゆうに超えていた。


ここでも須田少年の執念を垣間見ることができる。


普通であれば、30回も見学に行く人間はいない。


道場で教えている先生にも、
その存在をすっかり覚えられたのだった。

先生
「お前また見学に来たのか?
まだ入門しないのか?」

須田少年
「おふくろがだめだって言うんです。」

先生
「お前1回、親を連れてこい!」

須田少年
「いいですか?」

先生
「いいから連れてこい!」


先生の許可もあって、彼は母親を見学に連れて行った。

彼の母親は、道場生たちが、生き生きしてる姿や、
楽しそうにしている姿を見て、こう言ったのだった。

母親
「あー、ここはよか道場やね」

念願の入門許可が下りたのだった。

〜〜〜
須田達史後日談
『早めに言って欲しかったですよね。
半年も見学に行ってましたから(笑)』
〜〜〜
母親との思い出を須田は嬉しそうに語ってくれた。

また1つ、須田の執念が実った瞬間だった。


こうして部活を辞めて、極真空手の道場に
入門することになった須田少年だったが、
部活を辞める上でのエピソードがある。

〜〜〜
須田達史後日談
『あの頃って、部活を辞めるときに、辞める人間を、
先輩達が、リンチをするしきたりがあったんです。

僕は辞めるので、リンチの対象なんですけど、
さっさと終わらせたいので、自分から「早くリンチしてくださいよ!」
って言いましたね。(笑)』
〜〜〜

須田の潔さは、この頃から現在に至るまで
少しも変わっていないのだった。


■


入門した当日、道場生同士で、組み手をやることになった。

もうここは軟弱な部活ではない。

やっと殴り合えるんだ。

彼は、嬉しくて仕方がなかった。

「はじめっ!!!!!」

先生の号令と共に彼は、相手を思い切り殴った。

相手も負けずに殴り返してきた。

「これだよ、これ!!
これが、やりたかったんだ!!」

もはや、殴り合いのケンカだ。


途中で、先生に止められ怒られた。


「お前たち、それは空手じゃない!!!」


怒られながらも、彼は湧き上がる喜びを感じていた。

ここなら思い切り空手ができる。

絶対に強くなってやる。

「みてろよ!!」


決意も新たに、
須田少年の道場通いはスタートしたのだった。


そして、この後壮絶なトレーニングを
須田少年は自分に課すのだった・・・・
<続く・・・>
 

第7話 「ウソみたいなホントのトレーニング」



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