愛する覚悟が生んだ奇跡〜あるバス会社の奇跡〜 | 世界一分かりやすい可能性の授業!ピース小堀のオフィシャルブログ

愛する覚悟が生んだ奇跡〜あるバス会社の奇跡〜

あなたは、十勝バスという帯広にある

バス会社をご存知ですか?

 

 

「十勝バス」野村文吾社長

 
 
 
中心道の同志である
奇跡のバス会社十勝バスの野村文吾さん。
 
 
ホテルマンとして活躍し、
家族と幸せに暮らしていた
ある日の出来事。
 
 
 
文吾さんの父親がある時、会社を畳む
という話が来た。
 
 
 
文吾さんは、悩み続けた。
今ある自分の幸せは、父親のお陰であり、
バスに乗ってくれたお客さんのお陰。
 
 
その自分を育て、育んでくれた
バス会社に危機が迫っている。
 
 
文吾さんは、その危機を見逃すことは
できなかった。
 
 
人生初めての不可能への挑戦。
経営者も初めて。
 
 
日本で誰も立て直したことがない
バス会社の再建。
 
 
 
会社へ入社した文吾さんは、
自分の閃いたアイデアを社員たちに伝え
続ける。
 
 
 
しかし・・・・
 
 
 
 
業界全体がお客様が減っていくことを
自然減っと呼ぶ諦めモードになっていた。
 
 
 
誰一人、文吾さんの言葉に耳を貸す社員は
いない・・・
 
●「営業なんてやっても無駄だ!」
 
●「お客様に挨拶なんて言っても、客がいないじゃないか」
 
●「もう、バスなんて誰も使わない時代なんですよ」
 
 
 
さらに、、、
ミーティング中に灰皿が宙を舞い
荒れ狂う有様だった。
 
 
 
 
そんな中、文吾さんは、
会社の再建のヒントを得るため、
経営者の集まりに参加するようになった。
 
 
 
そこで出会った先輩たちに、
夜な夜な経営相談にのってもらって
いたある日の出来事。
 
 
お酒も回り、
変わらない現状に愚痴が出た
その時だった。
 
 
 
文吾さん
「うちの社員は何をやっても変わらない。
 うちの奴らはダメなんですよ・・」
 
 
先輩経営者
「社員がダメなんじゃない。
 お前がダメなんだよ。」
 
 
 
文吾さん
「先輩は何も分かってない!
 俺は会社のために土下座までして
 会社を守ってんだ!」
 
 
 
先輩経営者
「なら、俺が土下座をしたら、
 話を聞いてくれるのか?」
 
 
 
文吾さん
「や、やめてください!
 話を聞きますから・・・」
 
 
先輩経営者
「そうか・・・
 じゃあ、言わせてもらうよ。
 
 
 文吾、お前、もっと社員を愛せよ
 
 
 
その時、文吾さんの脳裏に浮かんだのは、
話を聞いてもらえない、
社員が変わらないことを
全部人の責任にして、
自分が全く変わろうとしてないことに
気づいた。
 
 
 
 
文吾さん
「・・・はい、やります!
 社員を愛します。」
 
 
 
その日から、文吾さんの行動が変わった。
 
 
 
社員にミーティングで
「私は今まで間違っていました。
 これからは、社員の皆様を愛します!」
 
 
その宣言をした後、
毎朝会社に1番に出勤し、みんなへ
挨拶を続ける活動をずっと続けた。
 
 
 
多くの社員ともっと深く繋がろうと
食事を共にし、お互いのことを話し合った。
 
 
 
 
 
そんな、ある日
石油の沸騰でいよいよ、会社を倒産するしかない
危機が訪れた・
 
 
 
 
そんな危機の中行われたミーティングで、
小さな変化が起き始めた。
 
 
社員
「社長、これはもう営業をするしかないですね!」
 
 
社員
「何ができるか?自分たちで考えてみよう!」
 
 
 
今まで全く変わろうとしなかった
社員たちが自主的に変わり始め、
アイデアを出し始めた。
 
 
そこで生まれたのが、
地域を回り、バス会社の時刻表と
停留所の地図を渡すことだった。
 
 
 
なんと、このアイデアは、
日本のバス会社史上
初のアイデアと実践だった!
 
 
 
諦めず、可能性を見て、
社員全員が未来を見たからこそ
生まれた奇跡のアイデアだった。
 
 
 
結果、そのアイデアが功を奏し、
今までバスを離れていた顧客が
戻り始めた。
 
 
 
勢いに乗った社員たちは、
さらにアイデアを重ねる。
 
 
 
●目的別の路線図を作ってみたり
●土日乗り放題のメニューを作ってみたり
●クリスマスにはサンタの服装で運転したり
 
 
とにかく、自分たちができるアイデアを
出し尽くし、地域の家を一軒、一軒回り
自分たちの想いを伝えていった。
 
 
そして、社員を愛すると決めた
その想いは、いつしか、
顧客を愛するという想いへ深まっていった。
 
 
 
そして、ついにその成果が奇跡となって
現実に起きた。
 
 
 
地方のバス会社初の前年度より
利用者が増えるという奇跡が起きた・・・
 
 
 
 
それから3年連続の増収!
 
 
 
そして、この物語は、
「kachi basu]として
ミュージカルにまで発展し、
地元十勝で公演された。
 
 
 
その物語がアンビリーバボーで取り上げられ
テレビでもその奇跡が報じられた。

 

 

 

この奇跡の物語が

生まれた大きな要因は

 

 

自分を育ててくれたバス会社への

感謝からの覚悟

 

相手を責めるのではなく、 

自らが変わるという覚悟

 

社員を愛し、顧客を愛する

という覚悟

 

最後まで諦めず、

可能性を見続ける覚悟

 

 

この4つの覚悟が奇跡を産んだ。

 

 

そして、今もなお、

野村文吾さんの不可能を可能にする物語は続く。

 

 

 

現在は、その活躍が国から認められ、

国土交通省や、農林水産省からアドバイスを

求められ、

 

十勝全体を巻き込み、

世界へ十勝を売り込みにいくという

バス会社で起こした奇跡を

今度は、世界で起こす挑戦が始まっている。

 

 

これからも、

野村文吾さんの活躍に目が離せない。

 

 

文吾さんいつも、

背中から学ばさせて貰ってます。

 

 

 

 

 

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そんな野村文吾さんにインタビューをして

質問までできる講演会を企画しました。

 

6月13日19時〜21時です。

場所は、絶好調のセミナールーム。

 

終わってから懇親会も企画してます。

先着20名です。

 

 

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